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妊娠中の食事の注意点妊娠中の食事の注意点とは

妊娠中の食事の注意点
妊婦さんにとって妊娠生活を送る上で、
重要なことのひとつに食事があります。

妊娠がわかったときから、病院で体重のことで注意を受けた
ママは多いと思います。
妊娠初期はつわりでほとんど食べることができなかったママも
おなかが大きくなるころにはおさまり、食欲も出てきていることでしょう。

しかし、妊娠中は体重コントロールが必要になってくるので
どうすればよいか考えてみましょう。

「赤ちゃんにも栄養をあげるために赤ちゃんの分も食べなさい」
という人がいるかもしれません。
それは間違った考え方です。

確かに、赤ちゃんはママから栄養をもらいますが、
小さな赤ちゃんが必要な分だけを必要な量だけを摂るようになっているので、
2人分も食べる必要はありません。

ママが2人分の食事を摂ることで、カロリーオーバーとなり、
体重増加や塩分の摂りすぎにつながります。
それが、妊娠高血圧症候群や出産時のトラブルの原因となるのです。
この時期に必要なことは、しっかり1日3食、バランスのよい食事を摂ることです。

また、カフェインなど避けたいものもあります。
カフェインは血管を収縮させる作用があり、
赤ちゃんへの酸素供給を減少させてしまいます。
しかし、コーヒーや紅茶を1日1〜2回飲む程度なら問題ありません。

魚でも、メカジキやキンメダイは大量に摂取すると、
水銀蓄積量が多くなるので大量摂取は避けましょう。

今では多用されている食品添加物もできる限りさけたいですね。
とは言っても、意識しすぎることがストレスになっては、
それがトラブルの原因になってしまいかねないので、
自分で調理したものをバランスよく摂取するようにしましょう。

避けたいものとは逆に、摂取するように心がけたいものもあります。
最近、妊婦さんには必要といわれるようになった葉酸です。
妊娠初期に葉酸が不足すると、神経系の障害が起こりやすいのです。
グレープフルーツに多く含まれていますが、サプリメントでも簡単に摂取できます。

ビタミンでもB群は不足すると疲労感を感じやすくなったりします。
レバーや豚肉、納豆、魚、発芽玄米などに多く含まれます。

鉄分は、貧血になりやすい妊婦さんにとってはとても重要です。
また、赤ちゃんにとっても不可欠な栄養素です。
小松菜、納豆、ひじき、アサリなどに多く含まれます。

ヨウ素はたんぱく質や脂肪の代謝をよくし、海藻類や魚介類に多く含まれます。

妊娠中に摂取したいものといっても、あまり過剰に摂取して偏ってしまうと、
トラブルの原因となるので、バランスよく摂取するようにしましょう。

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