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妊娠１ヶ月のママの体の変化

妊娠1ヶ月といわれるママの体では、
どのようなことが起こっているのでしょう。

妊娠1ヶ月とは、妊娠0週～3週までのことです。
この時期に、妊娠していることに気づいているママは
ほとんどいないでしょう。

妊娠の初めの妊娠０週０日は最終月経開始日です。
そこから、月経が終わり、子宮は妊娠する準備を始めます。
子宮内膜が少しずつ肥厚し、受精卵が着床しやすい環境をつくっていくのです。

また、卵巣では排卵の準備を始め、月経周期によりばらつきはありますが、
月経が終了してから１４日後ころに排卵がみられます。
そのころの性交で精子が排卵された卵子と受精し、受精卵となります。
妊娠２週ころのことです。

受精後７日くらいで子宮内膜に着床して、妊娠の成立となります。
このころが妊娠３週ころです。

受精したことでママが気づくような体の変化は起こりません。

着床によって、ヒト絨毛性ゴナドトロピン（ｈＣＧ）が分泌され始めます。
聞いたことがあるママも多いはすです。
妊娠検査薬は尿中に排泄されるこのｈＣＧの濃度で、
妊娠しているかを検査するものです。

妊娠３週ころ以降に分泌され、徐々に濃度が増していくので、
次の月経予定日を過ぎて１週間過ぎたくらいが検査に適しています。

目に見える、感じる変化はあまり起こりませんが、
妊娠により女性ホルモンが活発に分泌されるようになるため、
早い人では、疲れやすい、眠たくなる、ほてって熱っぽい、
便秘になる、乳首の色が濃くなって敏感になるなどという、
妊娠時の症状がみられることもあります。

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