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妊娠０週～３週の赤ちゃん

妊娠０週～３週ころの赤ちゃんの成長を見てみましょう。

ママの卵子とパパの精子が受精し、受精卵となるのが、
妊娠２週ころです。
このころの受精卵の大きさはわずか０．１ｍｍです。

この受精卵はどんどん細胞分裂を繰り返し、桑実胚の状態になります。
赤ちゃんの体になる部分と栄養になる部分に分かれて成長します。

受精卵が子宮内に着床するころが妊娠３週ころ。
着床後に受精卵は絨毛をはって、胎盤を形成し始めます。

胎盤が完成するまでは、細胞分裂でできた栄養になる部分の卵黄嚢から
必要な栄養をまかなっています。

しかし、このころは子宮外妊娠や流産しやすい状況でもあります。

卵管で受精した受精卵が子宮に行かず、卵管内で着床してしまうと、
子宮外妊娠となり、妊娠の継続ができなくなります。

また、子宮にたどり着いたとしても、十分細胞分裂が行わなければ、
うまく着床されません。

このころの受精卵はまだ細胞のかたまりです。
超音波エコー上ではまだ何も確認することはできません。

しかし、ママやパパが気になる赤ちゃんの性別はすでに決まっているのです。
まだ細胞レベルでしかない状態ですが、受精した時点で決まります。

性別を決める染色体はＸ、Ｙが存在し、卵子はＸを持ち、
精子はＸを持つものとＹを持つものの２種類あり、受精した時点で、
ＸＹをもつ男の子か、ＸＸを持つ女の子かが決まり、性別が決定します。

赤ちゃんが男の子か、女の子かの性別は、パパによって決まると言えるのです。

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