　妊娠８週～１１週の赤ちゃん

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妊娠８週～１１週の赤ちゃん

妊娠８週～１１週のころの赤ちゃんの成長を見てみましょう。

赤ちゃんは人間らしい形になり、胴体や手足が発達して、
２頭身から３頭身になり始めます。

また、鼻や耳、口も完成に近づき、顔立ちがはっきりしてきます。
妊婦検診の超音波エコー上でも、可愛らしい我が子に
愛しさを認める時期ではないでしょうか。

胎芽と呼ばれていた赤ちゃんは、「胎児」と呼ばれるようになります。

身長は５～６ｃｍくらい、体重は１５ｇくらいです。

皮膚の色は透明で血管や内臓器官が透けて見えていましたが
、だんだん皮膚が厚くなり、透けなくなります。

骨や筋肉も発達し、羊水の中で体や手足を動かしたりするようになります。
超音波エコー上で認められても、胎動を感じるママはまだいないでしょう。

甲状腺や胆嚢、膵臓が完成し、膵臓からはインスリンが分泌され始めます。

腎臓が活発化し、口が発達することで羊水を飲んで、
おしっこをするようになるのです。

また、神経系も発達し、原始作用と呼ばれる反射神経も備わってきます。

そして、胎盤も完成されてくる時期です。
今までは、卵黄嚢から栄養をもらっていましたが、
これからは胎盤を通してママの栄養をもらうようになります。

外性器も発達し、男女の区別がつくようになりますが、
超音波エコー上で判断するのはまだ難しいです。

このころの妊婦検診で超音波エコーだけでなく、
胎児の心音を聞く検査が始まります。
おなかにドップラーを当てて、心拍を聞きます。
このころの胎児心拍は１２０～１４０回/分です。

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